山ガールの頃

勿論その当時は山ガールなんて言葉はありませんでした。
そう、もう何年前?になるでしょうか。
40代に入るころから10年間、私は山に夢中でした。


最初は近くの主婦仲間と行った尾瀬ヶ原散策ツァー。
夜行バスに揺られて到着、早朝から尾瀬ヶ原を歩きました。
どちらかといえば、歩くのは不得意の私でしたが、
自然の中を歩くことがこんなに気持ちが良いことなんだと、初めて知りました。


神奈川県は素晴らしいのです。
大きな丹沢山塊、箱根山を背負っており一時間もあれば麓まで行くことが出来るのです。
勿論北アルプスや南アルプスのように美しいとは言えないかもしれませんが、
それでも、四季折々の景色は生活に疲れた心を癒すには十分でした。


でもその10年を過ぎたころから、いろいろありました。
妹を失い、夫を失い、子供たちが独立して家を出て行き、飼っていた犬、
コッカスパニエルのかわいい仔でしたが。。。病気で死んで
私は一人ぼっちになってしまいました。
それから、山には登っていません。


でもね、山に行ったことは、山の稜線を歩いたことは
今でも私の心の宝物です。
写真は燕岳山頂
わっかいな~~~!