母の誕生日





丁度100歳


生きていてくれればですが


今日は母の誕生日


惜しかったね


あと一年半生きていてくれれば 百歳だったのに・・



背が高く


お洒落


古い写真の母は大きな帽子を斜めにかぶり


いやいや、私など真似も出来ません


戦前は有楽町のオフィスビルに勤める職業婦人


いわゆる モガ



父を追いかけて大陸(中国のこと)にひとりわたり・・


それが母の人生に良かったかどうかは分からないけれど


とにかく、おかげで私がここにいる


                      (ネットからいただきました)


母は白い百合が大好きだった


時々、玄関にどっさり活けてあることがあった


何故かわからないが、大きな百合は母のイメージにぴったりだったかもしれない。



母が亡くなったあと、納骨するまで


私は白百合をどっさり供えた


その強烈香りと闘いながらだったけれど