捩花(ネジバナ)




「みちのくの しのぶもじずり誰ゆえに 乱れそめにし 我ならなくに」


             百人一首  源融(河原左大臣)



雨上がりの朝 少しひんやりしてたけれど気持ちがいい


お稽古の帰り、路地の片隅の
ブロック塀の下で ネジバナを一輪みつけた



荒れ地が好きだという可憐な花
安住を嫌って新しい土地を探していくのだそう・・


細くて小さな開拓者


別名 捩摺り