生け花を習ったこともある




ちょっと思い出です。


花嫁修業というほどのものではないけれど
生け花を習っていた頃がありました
そう、昔々
まだ、親元で暮らしていた頃のことです


花の心などわかろう筈もなく
この枝が邪魔
この葉っぱが邪魔
この花もいらないわ


そんなわけで
私が生ける花は
どれも 骸骨のようになってしまうのです


自分では
すっきり 
これが 芸術なのよ
とは思いませんが、それなりに満足していたんですが・・


ある日
母に頼まれて
思いっきり気持ちよく 
水盤に さしていきました


暫くして様子を見に来た母は
あら~~~!と言ったきり
悲しげに笑みを浮かべました


それ以来
私は 花を生けることをやめました



性格というものは
どんな場所にでもあらわれてしまうんですね