今日は３月１１日
東日本大震災から９年になりました。

あの日は私のマンションもかなり揺れて、テーブルの下に潜り込み
ひたすらテレビを見ていました。
怖くて怖くて
それでも消すことが出来なくて
信じられない光景をみながらも、現実感に乏しくて
今でもその時の感覚を覚えています。

友人が福島に住んでいます。
度々遊びに行っていたのですが、或る年
震災のちょっと前の年だったと思うけれど
「夜ノ森」というところに桜の花を見に連れて行ってくれました。
広い住宅地でしたが、道路の両脇に、めいっぱい広がる桜の枝
咲き誇る花はため息が出るほど美しかった。

写真を探したけれど、以前パソコンが壊れた時に消えてしまっていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　画像はネットからお借りしました
ここは富岡町にありますので、ずっと帰還困難地区に指定されていました。
放射能がどれだけあったのか、そんな中でも、誰にも見てもらえ無くても
毎年、咲いては散り、咲いては散り・・を繰り返してきたのですね。

ことしはじめて一部指定解除になったそうで、桜もたくさんの人に見てもらえることになりました。

少し前進　でしょうか

いつもこの時期になると、夜ノ森の美しい桜を思い出します。