五月の風



テーブルの上に広げたままの新聞が


 ふわりと床に落ちた



 あぁ  五月の風だ


  コーヒーカップを片手に持ち


  カーテンをそっとおさえて


  窓辺に立てば


   木々の若い芽が はしゃいでいるよ


   一生懸命背伸びして、風と戯れているよ


   柔らかな肌を、ふわ~り ふわ~り



  緑色の風に染まって


   この窓から出て行こう


  そうして


   5月の風になろうよ





   
  昔かいた詩です
  今は、外には出られないけれど
  気持ちは風
  
  みんな頑張ろ!