【ふたたびの】



その昔


ひとつの恋が終わりを告げた


若さ故の悲しさで


将来が何も見えぬと二人で泣いた



としつきは 物語


心のひだに織り込んで


そうして日々を生きてきた



ひさかたぶりの邂逅に


はずむ気持は束の間で


恋の欠片をとりだして


差し出す人はかなしくて


ふたたびの 恋の終わりを知りました



暑い夜、ひとりでビールを飲んでると、いろいろなことが蘇ります。
結構長い人生・・・いろんなことがありました。